1月も下旬となり、続々と各ブランドから2025春夏商品が発売され始めています。多くのブランドを取り扱っている当ストアでも、既にいくつかのブランドで販売がスタート。好きなブランドは既にチェック済みだと思いますが、他のブランドからも見逃せない商品が多く販売されるので、是非見てほしい!ということで今回から数回に渡り、当ストアに関わるスタッフが2025年春夏の推しブランドと商品を紹介します!
スタッフ熊谷の推しブランド
SUGARHILL(シュガーヒル)
SUGARHILLは、2016年にスタートしたブランドで、ブランド名はデザイナーの林陸也氏がニューヨークファッション工科大学(FIT)在学中に住んでいたニューヨークのシュガーヒル地区に由来しています。 ミリタリーやワークをベースに、武骨さや尖った要素を加えた、上質に仕立てたアイテムを展開しています。
岐阜市の店『ARGUS』では、2020年から取り扱いを始めました。ヴィンテージをベースに、無骨やエッジの効いたディテールをプラスしたデザインが特徴的で、特にブランド設立当初から力を入れているデニムの商品が代表的なアイテム。2023年にはパリコレクションにも参加して、ここ数年でさらなる躍進を遂げているブランドです。
ヴィンテージをデザインソースにしたブランドは他にもありますが、中でもSUGARHILLの服はブランドの個性やバックボーンがしっかり詰まっていて、唯一無二。例えば、シーズンごとにグランジやヒッピーなど、様々な音楽などのテーマが設けられている点。レトロカルチャーの格好良さ、SUGARHILLならではの見たことのないデザインの新しさ。その両方兼ね備えた魅力を毎シーズン楽しめます。
これまでの過去のコレクション発表のランウェイでは、『踊ってばかりの国』の生演奏やBGMに『Arctic Monkeys』の楽曲が流れるなど、僕が好きなロックバンドも関わっていたことがよりブランドを好きになるきっかけになりました。
そして、SUGARHILLの2025年春夏コレクションのタイトルは “ELEPHANT”。武骨な雰囲気をまといつつも、遊び心が詰まったアイテムが揃ってい流ので、今からの入荷が楽しみです!
注目している商品
僕がSUGARHILLで今シーズンおすすめしたいのが、こちらの商品。
GIMA BOUCLE KNIT SWEATER/49,500円(RED)
SUGARHILLらしい目を引くビビッドな赤色が特徴的なニットポロシャツです。ニットと言ってもコットンとナイロンの混紡生地の若干の透け感がある春夏らしい生地が使われており、今からの時期にぴったりな一着です。70年代あたりのカルチャーを彷彿させる存在感のある尖った襟は短めな着丈とは対照的に大きめな作りになっている絶妙なバランス。生地はよく見ると織り方でタイヤ柄が表現されています。タイヤという身近なものでも服に落とし込むだけで非日常的なものに変わるのが面白いです。
コーディネートはSUGARHILLらしくデニムパンツを合わせました。明るい色のパンツとも相性が良く、派手ではありますが意外と合わせやすいのが赤色の良いところです。足元は革靴やローテクスニーカーで渋い雰囲気にまとめるのがおすすめです。
着用アイテム
GIMA BOUCLE KNIT SWEATER/49,500円(SIZE:3)
MOLDED DENIM TROUSERS STRAIGHT CUT/70,400円(SIZE:32)
モデル身長:178cm
次回もスタッフの推しブランドを紹介します。お楽しみに!